2012年1月6日金曜日

Bouville

ブーヴィル。サルトル(Jean-Paul Sartre)による小説『嘔吐(La nausée)』の主人公ロカンタンが滞在していた、フランスの架空の港町。ル・アーブル(Le Havre)が主要なモデルだと言われている。Bouvilleという名前がboue(泥)ville(町)、あるいはbout(果ての)ville(町)を連想させるとも指摘されている。

退廃的な雰囲気が漂っていて、あまり明るい町だとは思われない。ロカンタンの目を通したブーヴィルしか知らないせいであるが。

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