ふだんは嫌いな人なんていないみたいな顔をして、
それなりに他人ともうまく折り合いをつけて生きているとは思う。
特別に仲良くなる人もそんなにはいないけれど。
でも家でこぼす愚痴は、
仕事や日々の作業に関するものよりもむしろ、
周囲の人間に関するものが圧倒的に多い。
別に彼らのことが嫌いなわけではなく、
ただ発言だとか行動が嫌なだけなんだけれど、
愚痴をこぼされた方からすると、
その人が嫌いだからそういう愚痴をこぼすんだと思うらしい。
別にその人が嫌いなわけじゃないんだよ。
ただ苦手ではあるかもしれないけれど。
そう言ってみて、ふと思った。
生理的に受け付けない人はいるかもしれない。
そしてその人のせいで人生が変わったことも確かにあると。
学科選択のときに本当は行きたい学科があったのに、
その人がその学科に行くんだと吹聴していたために
自分は違う学科を選んだこと。
(行きたい学科に行っていたら、今はこの仕事はしていないだろう)
その人と毎日顔を合わせるのが嫌で嫌でしょうがなくなって、
会社に行けなくなったこと。
(立ち直りましたけど)
その人と同じ建物に住んでいることですら嫌で、
引っ越しを本気で考えたこと。
(今も計画中)
なんなんだろう。生理的に受け付けない人って。
もしかするとそれが嫌いな人なのかもしれない。
嫌いな人は作らない方が人生楽だと思うんだけど、
そう簡単にはいかないってことなんだろう。
生理的に受け付けない人はどうしたって好きにはなれないから。
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