今まであまりよく考えてこなかったけど、
口語体って話し言葉ではないんだな、
とふと思った。
文章で書くような言葉を使ってしゃべってることってほとんど無い。
まあ、テレビのニュースとかではしゃべってるかもしれないけれど。
口語体ってたぶん明治の文豪たちが苦労して作り出したものなんだろうけど、
すごいなあと思う。
ふだん使わない言葉なのにここまで広まったんだもの。
例えば次の会話なんてふだんは使うけれど、
絶対口語体としては成立する余地はなかったんだろうな。
(ちょっと複数の地域が混ざってるけど)
「これ、ける。札幌さ行ってぎだ」
「うおぉぉ、ありがとう。やんや、びっくらこいた。なまらテンションあがるべや。あ、後でなんとこ行ぐすけ」
「いいなぁ、わっちもかたして」
「おぅ、2人一緒してけぇ。あまりはっちゃきこいで事故に遭うなや」
「あはは、せばね」
「したっけ」
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