2015年3月14日土曜日

嫌いな人

ふだんは嫌いな人なんていないみたいな顔をして、
それなりに他人ともうまく折り合いをつけて生きているとは思う。
特別に仲良くなる人もそんなにはいないけれど。

でも家でこぼす愚痴は、
仕事や日々の作業に関するものよりもむしろ、
周囲の人間に関するものが圧倒的に多い。

別に彼らのことが嫌いなわけではなく、
ただ発言だとか行動が嫌なだけなんだけれど、
愚痴をこぼされた方からすると、
その人が嫌いだからそういう愚痴をこぼすんだと思うらしい。

別にその人が嫌いなわけじゃないんだよ。
ただ苦手ではあるかもしれないけれど。

そう言ってみて、ふと思った。

生理的に受け付けない人はいるかもしれない。
そしてその人のせいで人生が変わったことも確かにあると。

学科選択のときに本当は行きたい学科があったのに、
その人がその学科に行くんだと吹聴していたために
自分は違う学科を選んだこと。
(行きたい学科に行っていたら、今はこの仕事はしていないだろう)

その人と毎日顔を合わせるのが嫌で嫌でしょうがなくなって、
会社に行けなくなったこと。
(立ち直りましたけど)

その人と同じ建物に住んでいることですら嫌で、
引っ越しを本気で考えたこと。
(今も計画中)

なんなんだろう。生理的に受け付けない人って。
もしかするとそれが嫌いな人なのかもしれない。

嫌いな人は作らない方が人生楽だと思うんだけど、
そう簡単にはいかないってことなんだろう。

生理的に受け付けない人はどうしたって好きにはなれないから。